「夢なき世界に。。。」
子どもの頃から、ひとつ、ひとつと夢を諦めていく人生だった
パイロットになりたい→裸眼視力で諦める
古生物学者になりたい→皮膚が弱く日焼け出来ない=発掘に参加出来ない
理論物理学者になりたい→いくら勉強しても「算数」が理解出来なかった
医者になりたい→手術が怖い(オペ中に麻酔が切れたらどうしようと)
数え上げればキリがない
中学生の頃から、惰性で生きている
中学英語の授業の時に、「Why do you live ?」という問題に、ただ「Because」で始まる答えを書けばよいのだけれど、「Because I cannot kill me.」と答えて、「me」を「myself」に訂正された記憶がある
大学もみんなが行くから、行っただけ
法律の勉強はおもしろかった
今から思えば恩師にはいろいろな可能性のある道を示していただけたのだけれども、自分で潰してしまった
お詫びしなければいけないと思っている
学生時代にアルバイトをしていた
某有名K書店が図書館に本を納めるときに、ビニールカバーをかけたり、今で言う本のデータベース(当時は図書カードなど)を作成したりしていた
その頃、ご一緒だったIさん、4~5歳上の方だったかな?
大学を卒業されて、小説家志望でらした
「夢」を必死で追われていた方、かたやこっちは「夢」もなく冷めたい目をして惰性で生きていた未成年
飲むと(未成年だったのは時効ね汗)よくお話しをした
「夢」も無く、ぼんやりと哀しく生きていた私に、いろいろなお話しを語って下さった
そのIさんが小説を自費出版されたとき、その本を下さった
そこにサインして下さった「夢無き世界に」その後は哀しくも忘れてしまった
とても心に響いたのに。。。
大事にとっておいたのに、病気になって、その大事な「本」もなくしてしまった
ペンネームも忘れてしまった。。。
もはやご近況を知る手立てもない
「夢」がかなえられているよう祈るのみ
他にも、もはや連絡の取りようもないお世話になった方々が大勢いらっしゃる
皆様のご健康と小さくても良いから「お幸せ」を祈るのみ。。。
2月の剪定以来、何もしてあげられなかった
土替えはもちろん、肥料も、薬もあげられなかった
それなのに、必死で力をふりしぼって、小さな花を咲かせてくれた
ありがとう
2月に剪定出来るか分からないけれど、おそらく来年にはもう力を無くし、枯れてしまうのだろうな
ごめんね
あれだけ咲き誇っていたビオラも、いただいたハーブも、ラベンダーも枯れさせてしまった
ごめんね
そして、みんな、ありがとう
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コメント
時間が不可逆である以上、円では無く螺旋でありますので、同じ所を廻っているようでいて、同じ景色を何度も見ているようでいて、何かに向かって進んでいるように思います。
進んで行く何かが何かはわからないので不安でありますが、閉じた円環を縁で繋いで鎖とし、螺旋形に延びて行くことは止みません。
進みかたには波があり、波は周期ですから上下します。
ご案じめさるな、縁の連鎖は強固です。
P.S
別便にてお申し出の件、慎んでお受けさせて頂きます。スパムメールフィルタの条件をシビアにしすぎたため、受信確認が甚だしく遅れました件をお詫びいたします。
投稿: 1sugi | 2009年11月 2日 (月) 00時20分
>1sugi さま
コメントをありがとうございます
まず、別便の件でございますが、知人が非常に欲しがったため、既に譲ってしまいました
申し訳ございません
心よりお詫び申し上げます
いただいたコメント、明日、ゆっくりと考えてみたいと思います
いつも本当にありがとうございます
投稿: あたし | 2009年11月 2日 (月) 00時46分