「生きる意味」
勝手に引用
元ソース不明
もちろんそれぞれの「名言」の原典不明
なんとなく記録しておく、というか今は上手く読めないので「備忘録」として
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■ 生きるってなんだろう
「生きる」というのは働いたり、恋をしたりするという活動や、命がある状態それ自体を指していると一般的には考えられています。それでは哲学者たちは、「生きる」をどんなものとして考えていたのでしょう。
◎ オスカー・ワイルド
・「生きる」とは、この世でいちばん稀(まれ)なことだ。たいていの人は、ただ「存在」しているだけである
ただ存在するためには、息をして死なないでいるだけで十分です。しかし、生きるためには自分の意志で積極的な活動をしていかなければいけないのかもしれません。自分が「生きている」のか、「存在している」だけなのか、問いかけてみたくなります。
◎ ジャン=ジャック・ルソー
・私達はいわば二回この世に生まれる。一回目は存在するために、二目回は生きるために。
両親の力を借りて、「私」という存在が生まれました。そして、心と身体の成長に伴って、「私」という一人の自立した人間が生まれるのかもしれません。
◎ マルクス・トゥッリウス・キケロ
・生きることとは、考えることだ。
例えば、言われるがままになっていたり、本能のままに行動をしているだけでは、自分の意志が存在しないことになってしまいます。考えて、自分で決めて、実行することが、生きるということなのかもしれません。
◎ ソクラテス
・吟味されざる生に、生きる価値なし
私たちは誰しも社会の中で生きています。だからこそ、私たちの生は自分以外の意見に流されてしまうことがあります。そんなときは生き方を問い直して、自分が何をしたいのか考えることが大事なのかもしれません。
■ どうやって生きればいいんだろう
生きる意味に悩むときは、どう生きればいいのか迷っている状態だと思います。そこで、哲学者たちはどう生きるべきと考えていたのかをひもといてみましょう。
◎ フョードル・ドストエフスキー
・希望を持たずに生きることは、死ぬことに等しい
「希望」はいろいろな意味を持つ言葉ですが、変わっていこうとする意志のことも指します。「ああなりたい」「こうなりたい」という思いがなくなっ てしまったとき、変わることができない死人と同じようになってしまうのかもしれません。希望をもって生きる大切さがよくわかります。
◎ ソクラテス
・生きるために食べるべきであり、食べるために生きてはならない
手段は目的を達成するためにあります。食べるために生きているとき、私たちは日々食べることでその生の目的を遂げてしまいます。生きることはただの手段ではなく、それ自体が目的になるべきなのでしょう。
◎ ヴィクトル・ユゴー
・生きている者とは、闘っている者だ
闘いは、「守る」必要にかられて行われることが多いです。人生の中で現れる選択肢から逃げずに闘うことこそ、生きることなのではないでしょうか。
◎ ラルフ・ワルド・エマーソン
・絶えずあなたを何者かに変えようとする世界の中で、自分らしくあり続けること。それがもっとも素晴らしい偉業である。
「お金がたくさんあればいい」「友達は多いほうがいい」という言葉に私たちはさらされ続けています。しかしお金がなくても友達が少なくても、自分が求めているものをしっかり求め続けて生きる方が重要なのかもしれません。
■ 人生ってなんだろう
「生きている」という感覚は現在進行形で感じることができます。一方で、「人生」とは過去・現在・未来すべてを含んでいる感覚です。この人生について哲学者たちはどんな風に考えていたのでしょうか。
◎ エレノア・ルーズベルト
・人の生き方を一番よく表すのは、言葉ではありません。それは、その人の選択なのです。わたしたちの選択とは、つまるところ、わたしたちの責任なのです。
誰かがいう「こうしなさい」という言葉に従っていれば、私たちにその責任が問われることはありません。しかし、私たちが私たちの意志で何かをしようとするとき、私たち自身に責任を問われます。そして、そのときにこそ初めて「私らしい人生」が現れるのかもしれません。
◎ ジャン=ジャック・ルソー
・最も長生きした人間とは、最も年を経た人間のことではない。最も人生を楽しんだ人間のことである。
ただ年齢を重ねることは、誰にでもできます。しかし、どんなに短い一生だとしても最高に人生を楽しめたのなら、誰にも負けることのないほどの経験を得ることができます。経験の質と量は人生の長さとは比例しないはずです。
◎ フィンセント・ファン・ゴッホ
・何も後悔することがなければ、人生はとても空虚なものになるだろう。
人生の華やかな部分を彩るのは、実は人生の暗い部分です。後悔のない人生は平坦ではあっても、幸せを実感できない人生なのかもしれません。
◎ 松下幸之助
・いくつになってもわからないものが人生というものである。わからない人生を、わかったようなつもりで歩むほど危険なことはない。
人生というのは、たとえ命が終わるその瞬間でも、わからないものなのかもしれません。わからないものだということを受け止めてしまうことが大切ですね。
◎ 芥川龍之介
・人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのはばかばかしい。重大に扱わねば危険である。
あまりにも重大に扱うのも違うけれど、重大に扱わないと痛い目を見ることもある。人生をどう見つめるかは、臨機応変に変えていく必要があるのかもしれません。
■ 生きる意味ってなんだろう
生きる意味について悩むときは、挫折や漠然とした不安感を抱えたときだと思います。そんなとき、未来や今に対してどのように考えればいいのでしょうか?
◎ マルティン・ルター
・たとえ明日世界が滅亡しようとも、今日私はリンゴの木を植える。
生きるというのは希望を失わないことなのかもしれません。たとえ明日世界が滅亡するとしても、明後日のために何かを残そうとするその意志が、未来を作っていくはずです。
◎ ギュスターヴ・フローベール
・人生でもっとも輝かしい時は、いわゆる栄光の時なのでなく、落胆や絶望の中で人生への挑戦と未来に成し遂げる展望がわき上がるのを感じたときなのだ。
人生を火に例えると、栄光のときはすでに十分燃えているので燃料などは必要ありません。しかし、落胆・絶望しているときにそれでも挑戦しようとする行為は、欲や希望という燃料を人生の灯火に注ぐようなものだと思います。一度火が付けば爆発的に燃え上がるはずです。
◎ バーナード・ショー
・私にとって人生は、はかなく消え去る蝋燭の火ではなく、燃えさかるたいまつである。私は今、このたいまつを手にしている。この火を次の世代に手渡す前に、精一杯明るく燃やそうと思う
人生の残り火が消え去ろうとするそのときにも、激しく命を燃え上がらせることはできます。過ぎた過去を懐かしむのではなく、常に今という一瞬を生きたいですね。
◎ 五木寛之
・人生の目的は、『自分の人生の目的』をさがすことである
自分の人生を生きているようで、誰かの価値観に頼ってしまっていることがあります。幸せのあり方は人によって違います。誰かに押し付けられた幸せではなく、自分自身の幸せを求めていきたいですね。
◎ アルベルト・アインシュタイン
・誰かの為に生きてこそ、人生には価値がある
人生を生きることは、独りよがりになることではありません。誰かの幸せを通して得た幸せは、孤独でいるときよりも人生を豊かにしてくれるはずです。
◎ 坂本龍馬
・夢中で日を過ごしておれば、いつかはわかるときが来る
いつかふいに、自分が生きる意味がわかる日が来るものなのかもしれません。毎日毎日を過ごすなかで、生きる意味を発見していく。それこそが人生なんですね。
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