トリチウムと水の理科・社会
「朝日新聞digital」より
トリチウムと水の理科・社会 【上】~【下】
児玉一八 核・エネルギー問題情報センター理事
2021年05月17日
https://webronza.asahi.com/national/articles/2021050600008.html?page=1
https://webronza.asahi.com/national/articles/2021050700003.html?page=3
※トリチウムと水の理科・社会 【下】(〓月〓日公開予定)に続く
「部分的核実験禁止条約が発効する直前の1961、62年に、「かけこみ実験」といわれる大気圏内核実験が次々と行われたことによって、天然起源トリチウムをはるかに上回るトリチウムが生成し、成層圏から対流圏へ広がっていった。」
この頃成長期だった私たちには言われてきました。
「雨に濡れると禿げる」
「歯が抜けたら保健室に持ってきなさい。ホーシャセンについて調べる」
ソースは見つけられなかった。
億単位での人体実験の中、発がん率などに突出した数値は出ていない。
もっと言えば「被爆者」の方々にも遺伝子異常は認められていない。
(70年以上経つと他の要因でガンになる方もいらっしゃると思う。)
極端に言えば飛行機に乗るだけで「被曝」する。
レントゲンも「被曝」。CT検査に至っては桁違いの「被曝」。
そして私たちはもっと被曝していた。
「トリチウムは1990年代まで、腕時計の夜光塗料としても利用されていた Shutterstock.com」
「原爆」で過敏になることは当然だと思う。
ただ、闇雲に怖れるのではなくキチンと知るべきだと思う。
訳の分からない物が怖いのは分かる。
訳の分からない論文は読み手に高い予備知識を要求される。
知らないことは調べよう。
ネットの中にはちゃんとした文書もある。
そう思った記事でした。
トリチウムと水の理科・社会 【下】はまだ発表されていない。
忘れないようにアンテナを張っておこう。
以上、備忘。
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