老猫の「胃消化管大細胞型性リンパ腫」
いろいろな検査の結果「胃消化管大細胞型性リンパ腫」と診断名がつきました。
高齢でもあり体調もどんどん悪くなってきたので、「手術」はもちろん「抗がん剤」も「輸血」もしないことにしました。
対症療法で苦しまないようにと。
どんどん体重が減り、ドライフードは食べられず「ちゅ~る」程度。
必死にネット検索して見つけたコレ
「ペットライン キャネット キャネット メルミル 18歳から まぐろ 40g キャットフード ウェットフード パウチ 総合栄養食」
盲目で鼻も効かなくなっている老猫は舐めることが出来ず、シリンジで口に入れています。
病院でカロリー計算をしていただいたところ1日4パック食べてなんとか体重を増やしていこう(減らさないように)と。
子猫の頃から口を開ける躾やシリンジで何かを食べさせていたこともあり、特に嫌がりもせずなんとかノルマはこなしています。
慢性腎臓病もあるのでそちらもこれ以上悪くならないようにと補液しています。
一度補液量を増やしたら呼吸が苦しくなりレントゲンで誤嚥性肺炎、肺水腫?とのことで補液量は減らしました。
「酸素缶」も用意しました。(呼吸困難になったとしても入院は可哀想、少しでも自宅で楽にという人間のエゴです。)
今の薬は
・抗生剤
・ステロイド
・レンジアレン
・下痢止め
・気管支拡張剤
元気な頃は砕いてちゅ~るに混ぜると舐めていたのですが、味覚に敏感になったのかとても嫌がるようになりました。
「栄養食」を与える時に混ぜるようにしています。
この「栄養食」ですが、ちゅ~るを半分いれるとスムーズに飲み込んでくれます。\(^_^)/
どさくさに紛れてお水を3ccも入れちゃってます。
それでも何度か覚悟をした日がありました。
12/05 呼吸が浅く早くなり胸が少し動いているか?という程度になってしまっていました。
病院で貰ったちゅ~るの様な「ビオナチュレ」をあげました。
とても美味しいらしくいつもなら噛みつくように食べていたので最期に美味しい物をと思って。
すると呼吸が落ちつきスヤスヤと眠り始めました。自分の口で食べることがどれほど大事か、嬉し泣きしました。
トイレにも行けなくなり、肉球や歯茎の色も薄くなってしまいました。
12/16 現状をキープ出来ればそれが一番、よく頑張っていますよと主治医の先生。
それでもいつ容態が急変してとなってもおかしくは無いですと。。。
12/17 「開口呼吸」が始まったので酸素を弱く少しだけあげてみました。するとまた復活! \(^_^)/
敗血症からも腹膜炎からも帰ってきただけのこの子の生命力に感動しました。
クリスマスまで頑張ってくれるでしょうか。。。
来年3月で22歳になる猫です。
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