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2023年1月13日 (金)

亡くなりました(その1)

2023/01/12 19:27


享年21歳でした。



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あれは



2001/05/28


窓を開けた瞬間に真下の駐車場から「ワーワーワーワー」と大きな声。


携帯とお財布だけ掴んで何事かと向かったところ、小さな小さな茶トラの子猫がヨロヨロとフラフラと歩いていました。


普通の状態ではない、と一瞬で判断して片手で掴みました。



(自然の法則に反しました。)

(こりゃ大変な子を保護したぞ>自分。ありゃりゃりゃ)



手のひらサイズの小さな小さな子猫。

小さすぎる、耳の位置から言ってこの大きさは小さすぎる。

お腹はペタンコ。子猫にあるまじき体型。


そのままかかりつけの獣医さんへ。



歯の状態から見ると生後2ヶ月、なのに体重は380g。正常なら550~700g のはず。



 

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お医者さんとの間で



助かるか助からないか、苦しむのなら今おなか一杯にして私が抱っこしているから安楽死させて欲しい。



分からない、助かったらどうしますか?



助けるためでも高額な費用を負担できる余裕はありません。

先住ネコがいるので感染症を持っていれば飼えません。

感染症のある小さな小さな子猫の貰い手を探せる人脈はありません。



できるだけ治療します。

助かったらどうしますか?



どうするとは?



助かったらこの子猫はどうするのか、ということです。



私が拾って先生の所に連れてきたのです。

私が飼います。



分かりました。出来る限りの検査をして治療します。



あのー、費用は。。。



きちんと飼うのなら(ほんの少し)で良いです。



ありがとうございます。

助かるようによろしくお願いいたします。



(1週間ほど入院)

 

酷い風邪を引いて目やにがひどく目は見えるようになるか分かりません。


目薬で様子を見て下さい。おそらく一生目薬は必要でしょう。

左目が自然治癒するかもしれません。



そしてウチの猫になりました。



(続く)










 

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2023年1月 6日 (金)

「成人の日によせて」

Twitter でよい文章を見かけたのでやっぱり「無断転載」


https://twitter.com/KOKAMIShoji/status/1611178777027174408


鴻上尚史 (敬称無しは失礼だけれど適切な文字が浮かばないm(__)m)


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時事通信から、「成人の日によせて」という原稿の依頼が来て書いたのですが、書いた文章に20カ所以上の直しが入りました。「体言止めが美しい」というような理由で、納得できないと申し入れたら決裂しました。せっかく書いた文章なので、ここに載せます。多くの若者に届きますように


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2023年1月 2日 (月)

リンパ腫ネコのその後

 今春で22歳になる予定の茶トラ盲目ネコ。


 

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昨年11/25
エコー検査で発見された4cm程の大きさの「腫瘍」


細胞検査の結果を、良性を祈りつつ半ば諦めつつ待ちました。

 

12/27
「胃消化管大細胞型性リンパ腫」


最悪の結果です。


その間にも体調は日を追って、いえ時を追って悪くなっていきました。

朝は歩けたのに夕方には立つのがやっと。。。


確定検査結果が出る前にも何度も覚悟した日がありました。



クリスマスまで待ってくれるだろうか。

お正月まで待ってくれるのだろうか。


私の願いを叶えてくれました。



・トイレに行く事もできずペットシーツの上で横たわったまま。


・ご飯は流動食をシリンジで飲ませています。


・嫌がって顔を振ることもありますが、口に入った物は飲み込んでくれています。


・お水だけは「噴水型水飲み器」でないと飲みません。他の子もそうでしたが何故なのでしょうね。


 5年以上前に病院でいただいた、ピュアクリスタル。もう画像もありません。(笑)

 洗っていると足下で早く早くとワーワー言われましたっけ。。。




今は容態が悪くグッタリとして呼吸が深いのか、爆睡しているのか。分かりません。

もともと呼吸が深い(=^. .^=)ミャーでしたので。。。


目も無いので表情も分かりません。



無理やりシリンジでご飯を飲ませようとすると顔を振ったりして嫌がります。

でも口に入った物は飲み込みます。

虐待をしているのか、苦しめているのか、心が痛みます。

信頼している主治医の先生は口から食べられる限りは食べさせて下さいと仰います。

吐き戻したら諦めて下さい、と。


この先生は自宅で最期を迎えられるように的確な判断をして頂けました。



トンキニーズが亡くなる時も入院しても24時間補液をするだけです、とキッパリ。

ソマリが亡くなる時も元気な内にお返ししたいと思います、と。


この老猫が「敗血症」とか「腹膜炎」等で危険な状態の時にも連れ戻して下さいました。


「よく頑張っているねぇ。この次もまた来てね」と。


一緒に過ごした21年を噛みしめながら看病しています。



 

 

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でも昨日と同じ様な日々がもっともっと続いていくと思っていたのに突然の宣告に打ちのめされています。


目が覚めたらノビをしながら大あくびしたり、私が違う部屋で用事をしていたら近所迷惑な程の大声で泣いていたのに。


窓を開けた瞬間に真下の駐車場で叫び声を上げたちっちゃいちっちゃい子猫(380g)、歯の状態から生後2ヶ月(適正体重1Kg)ぐらい?

猫風邪をこじらせて目を失ってしまいましたが、元気に22歳になる2023年を向かえてくれました。


ありがとう、でもお別れはまだだよ。



 

 

 

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