亡くなりました(その1)
2023/01/12 19:27
享年21歳でした。
あれは
2001/05/28
窓を開けた瞬間に真下の駐車場から「ワーワーワーワー」と大きな声。
携帯とお財布だけ掴んで何事かと向かったところ、小さな小さな茶トラの子猫がヨロヨロとフラフラと歩いていました。
普通の状態ではない、と一瞬で判断して片手で掴みました。
(自然の法則に反しました。)
(こりゃ大変な子を保護したぞ>自分。ありゃりゃりゃ)
手のひらサイズの小さな小さな子猫。
小さすぎる、耳の位置から言ってこの大きさは小さすぎる。
お腹はペタンコ。子猫にあるまじき体型。
そのままかかりつけの獣医さんへ。
歯の状態から見ると生後2ヶ月、なのに体重は380g。正常なら550~700g のはず。
お医者さんとの間で
助かるか助からないか、苦しむのなら今おなか一杯にして私が抱っこしているから安楽死させて欲しい。
分からない、助かったらどうしますか?
助けるためでも高額な費用を負担できる余裕はありません。
先住ネコがいるので感染症を持っていれば飼えません。
感染症のある小さな小さな子猫の貰い手を探せる人脈はありません。
できるだけ治療します。
助かったらどうしますか?
どうするとは?
助かったらこの子猫はどうするのか、ということです。
私が拾って先生の所に連れてきたのです。
私が飼います。
分かりました。出来る限りの検査をして治療します。
あのー、費用は。。。
きちんと飼うのなら(ほんの少し)で良いです。
ありがとうございます。
助かるようによろしくお願いいたします。
(1週間ほど入院)
酷い風邪を引いて目やにがひどく目は見えるようになるか分かりません。
目薬で様子を見て下さい。おそらく一生目薬は必要でしょう。
左目が自然治癒するかもしれません。
そしてウチの猫になりました。
(続く)
| 固定リンク
コメント